こんにちは。
残業girlは以前、商品広報のTwitterを運用していました。
Twitterのおかげでファンが増え、
口コミや投稿数が増え、
自然発生的に広がって大ヒット商品が生まれました。
死ぬほど残業して、彼氏もいなくなったし自分も見失ったけど
それなりの成果が出たのだけは救いですwww
ということで。
どの商品にも当てはまるものではないかと思いますが、
今日は、企業広報としてどのような心がけをしていたか、
残業girl的心がけをご紹介したいと思います。
Contents / 目次
万人ウケする語尾を厳守する
この世の中、全ての人に好かれようとするなんて無理なお話です。
人に合わせて、嫌われないようにして…
そうやって生きるのは息苦しいです。
でも!
Twitter運営者としては、
「出来る限り万人ウケするように心がける」ようにします。
別の言い方をすると、
「出来る限り嫌われるポイントを作らないようにする」
です。
ハッキリ言います。
商品広報としては、嫌われる方が単純に「損」です。
そのため、表現方法は「です・ます」調が基本。
「炎上マーケティング」という手法もありますが、
よほどのボキャブラリーがないとうまく巻き込めません。
商品を有名にしたいのであれば、
「Twitter運営においては、嫌われる勇気を持たず、
出来る限り嫌われないようにしよう!」
「嫌われる勇気」が叫ばれて久しいですが、
Twitterは時代と逆光してください(^_^)
いつ、誰が読んでもわかるように、開いた文章にする
Twitter広報は、
拡散!拡散!拡散!
で、新しい顧客を引きつけるきっかけづくりが大命題です。
そんなミッションを持っているのに、
・慣れ親しんだファンしかわからない隠語・略語
・どの部分を言ってるのかわからない「主語不足」の文章
・もっと詳細を知ることができるURLリンクが「無い」投稿
は非常にもったいないです。
・[NG例]慣れ親しんだファンしかわからない隠語・略語
商品名が長かったり、毎回使う商品名や特徴を、つい省略したくなります。
が。
「書いている本人は内容がわかっても、読む方は理解できない」ということがよくあります。
例:アメリカンチーズデラックス第一弾チーズは11/1から販売開始です!
→マクドナルドのアカウントだから「ハンバーガーの種類」であることがわかるけど、
もし個人ショップだったら「なんかよくわからんがアメリカンなチーズが発売されるのかねぇ?」
ってなる人もいると思います。
もしこの投稿にハンバーガーの写真がついていたとしても、
バーガー類の紹介だとは思わず、
「ハンバーガーに挟んだこのチーズが、どこかすごいのかな?」
と思う人もいると思います。
商品名が「アメリカンチーズデラックス第一弾チーズ」だったとしても、
その後に「バーガー」を付ける等、「ハンバーガー商品であること」を落とさないようにしてください。
・[NG例]どの部分を言ってるのかわからない「主語不足」の文章
主語に限ったことではないのですが、
複数の意味が受け取れてしまうような表現になってしまう場合があります。
「何について書いているのか」を、意識して確実に書きます。
例:「前の担当者も絶賛!」
→「前」って、いま目の前にいる人のこと?
それとも、「以前いた、前任者」という意味?
小さいことですが、誤解のないように書きましょう(^_^)
・[NG例]詳細を知ることができるURLリンクが「無い」投稿
Twitterは、147文字という限られた文字数。
拡散するには手頃ですが、商品の良さを伝えるには、圧倒的に情報が足りません。
気になった情報をさらに届けられるのが、
その投稿に書いてあるURLからのリンク。
「気になったら、その投稿を読んだ人が検索するからいいじゃん!」と思っていると、
それが甘い!
このハイスピードな世の中。
気になったものを別ブラウザを開いて、検索しますか?
あなたが読む側だったら、
「めんどくさいから検索いいや!」って思いません?
できるだけリンクを付けて、お客さんが一歩先に進みやすくしてあげてください。
画像か動画をつけると、文字以上の印象を残せる!
何かを紹介したり、新ニュースを紹介するとき、
文字をダラダラ書くよりも、
「わかりやすい画像・動画をつけたほうが100倍理解しやすい」です!
(残業girl体感調べw)
画像は、わざわざきれいな画像ではなくても、
無料のスマホアプリで加工するなどで代用しても大丈夫です。
広報Twitterの目的は、
「いい商品のいいところを伝え、拡散でファンを増やす」こと。
そのためであれば、全てをプロに任せなくても、
出来る範囲で伝えられればよいので、文明の利器を活用しましょう♡
お客様へ広報活動はするけど、お客様対応はしなくてもよい。
Twitterを運営していると、
お客さんからコメントをいただいたり、
質問をいただいたり、
文句言われたりすることも多いでしょう。
でも、「公式の広報」はカスタマーセンターではありません。
あくまで「広報」。
「全ての質問に回答することを確約しない」のもアリです。
(もちろん回答してもOK)
Twitterのプロフィール欄に、
この広報アカウントはどういったスタンスで接していくのかを書いておくといいかと思います。
例:
「たまにお答えしちゃうかも!?」
「質問にお答えしかねる場合がございます」
「ご質問はコチラまで→ (と、お客様センターに案内する)」
最もバズる投稿時間は、ターゲットによって違うからトライ&エラーで探す!
あと、「何時に投稿したらバズるのか?」というのが結構悩みでした。
これは、結論としては
「時間を変えて何度か投稿してみて、最もバズる時間がわかるまでチャレンジする」
これが重要です。
なぜなら、商品によってターゲット層が違うから…。
学生がターゲットなら、
朝の登校時間(7~8時)や、下校時間(16~18時)、夕食後の21時頃などでしょうか。
私がターゲットにしていた、若いOLの皆さんの場合は、この時間がバズった気がします。
・通勤時間の朝7~8時
・昼食時間の12時
・ホワイト企業の方は自宅やベッドの中で、そしてブラック企業の方は電車の中でスマホを見る21~23時頃
ターゲットが主婦なら、レシピをクックバッドで調べる昼過ぎくらいでしょうか?
(私は主婦をターゲットにしたことがないのでわかりません(^_^;))
何度か時間を変えて投稿してみて、
「この投稿にしては結構バズった」
「この投稿なのにバズらなかった」
という経験値を高めて、その商品でもっとも適する投稿時間を見つけるとベストです!
最後に。「商品の良いところを愛して伝える」
広報担当も人間なので、
その商品で気に入らないポイントがあったり、
その商品を誰かに馬鹿にされて凹んだり、
その商品の企画担当者が嫌いだったり(笑)、
色々あると思います。
色々あると、つい「好きじゃないところ」も言いたくなってしまったりします。
でも、それはファンにとってはプラスに働きません。
「好きじゃないところ」に目がいってしまったら、
その好きじゃないことを「いいポイント」にすりかえて、
プラスの表現にして投稿しましょう。
あなたが好きじゃないことも、他の人は好きかもしれないので!
わざわざマイナス要素として正直に書く必要はありません。
例:新商品のハンバーガーのコショウの量が多くて、
からいのが苦手だからオススメしにくい。
↓
[NG] 「コショウが多いのでご注意くださいね☆」
→どんなに可愛く言っても、
コショウが苦手なお客さんだと、買う候補にも上がらなくなる。
[私なら] 「コショウの香りも楽しんでくださいね♪」
→香りがいいのは確か。
辛いかどうかは、ユーザーさんにチェックしてもらいましょう♪というスタンス。
当たり前の「ふつう」を、「やりつづける」のが大切
これまで書いてきたことは、本当に「フツー」のことだと思います。
ただ、この「フツー」こそ油断しがちだし、
続けるのがばかばかしくなったりするもの。
でも、Twitterにおいては「継続は力なり!」
Twitterで一気に満塁ホームランは打てません。
諦めず、1点のヒットを打ち続けると、
気付いたときにはびっくりする点数が積み重なっていたりしますよ。
「中の人」のコンディションはツイートについつい出てきます。
お客さんのリアクションを見ながら、
「運営する人も楽しみながら」運営してくださいね!